村田製ワインダーマッハコーナー(リンクコーナー)ドラム駆動用集中インバーター

(12,24,36錘用)

村田製ワインダーのプライベートチューナともいうべき(有)マックテクノロジーが皆様の期待を現実にしていよいよ販売開始

すでに皆様ご存知のとおり多くの村田マッハコーナーのドラム駆動方式は前時代的なトライアックによるON−OFF方式です。弊社ではこの点を少しでも現代的なものにするべく専用インバーター(12錘または24錘に1個のインバーター)をテストしてきましたが、いよいよ製品化できることになりました。

今までの方式と比べ良くなる点は

現在はトライアック式のON-OFF制御方式をつかっていますが、すでにトライアックは製造中止となっており今後故障した場合の対応がしづらくなると予想されます。(故障時の対応安定)

通常のON-OFF方式に対してドラム駆動の調整の範囲が広がり、特殊な糸がかかった場合に発生が予想されるリボン巻きトラブルへの対応がしやすくなります。(巻きトラブル発生時の対応容易化)

セクション毎(10錘毎あるいは12錘毎)に制御を行いますので、仕掛け変更時に各錘のドラムベルトの位置を掛けなおすような手間は必要なくなります。(仕掛け変更時間の短縮) また、掛け違いによるドラムベルトの偏磨耗あるいは巻き取りスピードの間違いを防ぐことができます。

糸継ぎ、コップチェンジ後のスタートアップがトライアック方式と比べゆっくりと立ち上がりますので、ノッティングミス、スタート直後の糸切れ時に糸端がパッケージに張り付きにくくなります。すなわち次の糸継ぎのときに糸端を探しやすくなります。(糸継ぎ効率の向上) *単錘型インバーター駆動と同様にはなりません

ON-OFF方式と比べて立ち上がりが緩やかですので、ドラムとパッケージとの摩擦が少なく毛羽などの発生が抑えられます。(品質向上)

連続した急激なドラムの立ち上がりがないのでドラムベルトの寿命が長くなります (保全工数の減少)

ドラムベルト、プーリーは今お持ちのものをそのまま使いますので、投資額が小さくてすみます。(投資効果大)

ドラムスピード(巻き取りスピード)がもっと下げられます。800-1200m/minのプーリーをお持ちでも400,500m/minで稼動できるようになります。(幅広い糸種への対応)

省エネ効果があります

冷却ファンは無く風綿の多い工場でも安心の全閉自冷式もご用意しております